オホーツク海の流氷【音風景100選】
2016.07.13 (Wed)

今から30年ほど前、まだ学生だった頃、日々の研究生活に疲れて、ふらり電車に乗って北海道へ飛び出して行ったことがあった。青函連絡船で夜を過ごし、さらに札幌で乗り換えて夜行列車で網走へ。車窓から見たオホーツク海は真っ白な氷で覆われていた。
シベリア大陸のアムール川の真水が氷となり、オホーツク海を越えて北海道へたどり着くという。
11月ごろに着岸して3ヶ月余りのあいだ氷で閉ざされるということであったが、私が訪れたのは春の気配が近づいている3月なので、徐々に氷が引き上げていくところ。でも浜辺にはその残骸がいっぱい転がっていた。
なんだかロシアの味がするような気がしてかじりついてみたが、しよっぱいだけですぐに吐き出した。
サロマ湖を歩いて横断するツアーに参加して、北の大地の大きさを実感した。
Category:
雄大な自然風景
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