伊能忠敬旧宅前の“樋橋”
2007.02.28 (Wed)

江戸時代に歩いて日本地図を作った伊能忠敬(1745~1818)の旧宅と記念館を結ぶ、千葉県佐原市の小野川に架かる「樋橋」は、別名「じゃージャー橋」と呼ばれる歩道橋&水管橋である。定期的に橋の側面から水があふれ出す構造となっており、その音から別名が付けられたと言ってよい。この地で醸造業と金貸により莫大な財を築き、引退後にそれを資本に江戸に出て幕府天文方の高橋至時に師事して測量技術を確立する。人生50年と言われた時代に、引退後に始めた勉強から、後世に名を残す偉業を達成した人として尊敬されている。

この樋橋は手づくり郷土賞を受賞している。
http://www.nihonkai.com/kappa/tedukuri1210.htm
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海や大河を渡る橋
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