重信高架橋【土木学会田中賞】/愛媛県松山市
2009.12.31 (Thu)

松山自動車道の松山インターの西側で、重信川を越えて丘陵地の高台に向かってなめらかな弧を描く、空の上をゆく高架橋があった。道路の縦断勾配がそれほど急でもなかったので、全体をもう少し低くして、丘陵地に近いところで一気に急な坂道を駆け上るような設計もできたと思うが、ここはやはり経済性よりも走行性、あるいは景観を重視して、一定勾配の緩やかな高架橋を選んだのだと思う。それにしても、そうしたニーズに対応できる確かな構造物をつくる技術、素晴らしいと思う。








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空を跳び野を駈ける橋
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