北条峠「民話の郷会館」の絶品そば

2014.07.18 (Fri)
北条峠「民話の郷会館」1
 51歳の誕生日に、吊橋めぐりをしつつ、静岡県佐久間町の山中に出かけてきた。

北条峠「民話の郷会館」
水窪川より一本西側の県道290号の北条峠に、「民話の郷会館」という資料館っぽい建物があり、何気に車を止めて立ち寄ってみると地元のおばちゃんたちが元気に動き回っている蕎麦屋さんでもあった。

北条峠「民話の郷会館」3
 11時半ごろと、昼食時間よりも少し早かったためか、この奥の森木立を望む特等席を独占したのだが、...。
「50余年生きてきて、こんなにも気持ちの良い場所があるなんて!!!」と感激するロケーションであった。
谷底から湧き上がってくる爽やかな風は、どんなエアコンや扇風機よりも心地よくて、なによりも大自然が
織りなすあらゆるエッセンスが充満した柔らかな恵みとも言える豊満な空気だった。
「水」には、硬水と軟水があると聞いていたが、空気にも“硬い空気”と“柔らかい空気”の二つがあるようだ。
谷底のせせらぎや鳥のさえずり。蝉しぐれや竹や木がこすれる風の音。そして何よりも、ありとあらゆる
自然界の香りがふんだんに溶け込んでいたのだ。この栄養に満ちた空気を胸いっぱいに吸い込むと、
体の中から汚れたものや邪念までもが洗い流されていることを実感できた。

北条峠「民話の郷会館」4
 運ばれてきた手打蕎麦は、これまた絶品であった。
 ざる蕎麦(800円)に、天ぷら(350円)を追加したのだが、蕎麦と一緒に手の込んだおかずが
あれこれと添えられていて、いろんな味を楽しむことができた。天ぷらも、半分は葉っぱみたいなものだったが、
パリパリの揚げたてで、美味しくいただくことができました。

北条峠「民話の郷会館」5
この場所は、静岡県の北西部の深い谷と険しい山の斜面が印象的な場所であったが、案内板によると
二つの断層の分岐点ということであった。諏訪湖から九州へ連なる中央構造線は、吊橋の宝庫ともいえる
秘境を生んだものと考えているが、そのまま天竜川沿いに海へ下る赤石裂線から離れた中央構造線は、
この付近から真西へ向かい、紀ノ川や吉野川流域を通っていく。

北条峠「民話の郷会館」2
 この峠より南西方向に、標高926mの登山者に親しまれた「矢嶽山」があるのだが、その登山道入り口に立つ
大きな看板を見てビックリ!。よそでもよくあることだが、「嶽」を、直感的に「獄」と思い込んでいる人たちがなんと
多いことか。そして更に驚いたのは、その横にある立て看板の文字が、もともと「矢嶽山」と正しく表記されていた
だろうと思われる部分に、「獄」というシールが貼り付けられているということ。おそらく柱状の看板との不整合に
気づいた役所の人が、柱の文字は簡単に修正がきかないので、修正が簡単な看板の文字の方を直して
ごまかしているとしか思えない。

矢嶽山の誤字1
「獄」と「嶽」は根本的に別の語源を持つ文字であり、「獄」は間違っても「たけ」とは読むことはない。
矢嶽山の誤字2
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