FC2ブログ

美濃橋【重要文化財】【土木学会選奨土木遺産】

2008.05.16 (Fri)
美濃橋17
 『単径間補剛吊橋』、橋長113m、幅員3.1m、大正5年8月開通
美濃橋4

 筆者の自宅から1時間少々のこんな近いところに、数少ない重要文化財の橋があることなんて、つい最近まで知らなかった。場所は岐阜県美濃市の長良川。美濃市といえば“うだつの上がる町並み”として重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けた魅力ある町であるが、その町はずれにそれほど脚光を浴びることなく、保存されていたのを知り早速出かけてきた。
美濃橋5

 今でこそ、日本は世界一の橋梁技術を持った国となっているが、自動車も存在しない大正時代に、100を超えるロングスパンの橋があったこと、それが今なお現存していることは信じがたい。もちろん、我が国に現存する日本最古の近代吊橋として、歴史的価値の高い、大正期を代表する近代建造物として評価されたわけである。
美濃橋2

 両岸の主塔は、意外と低いけれどもどっしりとした鉄筋コンクリートとなっており、人馬がくぐる門型の主塔上部には左岸側は漢字で「美濃橋」、右眼側は平仮名の「みのばし」と直打コンクリートの橋名が書かれている。ワイヤーを固定するアンカーレッジもコンクリートで造られておりワイヤー放射状に分けて取り付けることで、引張り力を分散させるなど、世界最先端の瀬戸大橋と基本的には同じ構造となっていた。
美濃橋1

 補剛桁については、アングル材を組み合わせたトラス構造でU型の枠を造り、その上に木製の床版を組み込んだ様子が外から観察することができ、建設当時としては今と違って材料などの制約が多かっただろうけれども、いろいろな工夫をしてシンプルな形が考えられていた。
美濃橋6


美濃橋11



美濃橋20



美濃橋14



美濃橋16



美濃橋18



美濃橋19



美濃橋12



美濃橋13



美濃橋15


美濃橋31

美濃橋32 

美濃橋33 

美濃橋34 

美濃橋35 

美濃橋36 

美濃橋37 

美濃橋38 

美濃橋39 

美濃橋30 

スポンサーサイト

コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top