サンシャインブリッジ【土木学会田中賞】

2008.05.18 (Sun)
サンシャインブリッジ3

 『PC自碇式吊床版橋+RC固定式偏平アーチ橋 』 橋長:68.0m(アーチ支間:50.0m) 、幅員:2.5m
サンシャインブリッジ4

アーチ部と両端の斜材が吊床版にかかる水平力を相殺することで通常吊床版橋に必要なアンカレイジが不要となり、基礎工事の簡素化を実現した。
 東名阪自動車道のハイウェイオアシスに併設された「三重県営サンシャインパーク」の高塚池に架かる歩道橋。おそらく日本に唯一と思われる“吊床版橋とアーチ橋を複合させた珍しい橋”で、構造上の工夫というかチャレンジが盛り込まれている。
サンシャインブリッジ1

 吊床版橋というのは近年登場した珍しい橋で、見たからに堅牢そうなコンクリート橋でありながらゆらゆらと揺れる。両側の橋台部分から少したるんだ状態でワイヤーを張りコンクリート版をつなぎ合わせている構造のため、橋台には内側(水平方向)へ引っ張られる力が働く。
 一方、アーチ橋では、両側支点部に橋の荷重を支えて外側に働く突っ張る力が働く。
これらの逆方向に働く二つの力を、お互いに打ち消し合うために、吊床版の橋台とアーチの橋台(アンカーレッジ)とを一体化させる斜めの橋台を設けているというのが、この橋の工夫しているところだ。
サンシャインブリッジ2

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